中年サラリーマンのTOEIC・TOEFL・英検戦記!

長年、世のTOEIC信仰に苛まれてきた中年サラリーマンが、ある「キッカケ」から覚醒し、独自のスコアアップの方法論実践を通じてスコア900オーバーを達成!本ブログはTOEICへの復讐と卒業、そして「その次」のステージであるTOEFLハイスコアと英検1級を目指す、ある中年サラリーマンの独学の記録である。

テクニック

【TOEIC】公開テスト「遠征」のススメ。

突然ですが、いきなり質問です。

TOEICの学習や受験って、楽しいでしょうか?

「いやぁ〜、楽しくて楽しくて仕方ない!」とゆー方は(普通は)いないと思いますが、おそらく本ブログをご覧いただいている方々の多くは、「ハイスコア保有の必要性」から仕方なく、このつまらないテストとお付き合いせざるを得ない状況なのだと思います。

 ですから、基本的にTOEICに向けた普段の学習はもちろん、公開テスト本番の受験も「苦役」だと思っています。そりゃ、面白いことなんて他にいくらでもありますよね?

でも、サラリーマンにとっての毎日の仕事にも共通して言えることですが、「苦役」の中にも「遊びゴコロ」がなければならないと思います。

苦役一色じゃ、気持ちがカスカスになっちゃいます。やはり、「潤い」がないと・・・。

 そこで今日は、「遊びゴコロ」の一環から、私もかつて2回やったことがあるのですが、公開テスト受験時の「遠征」をご提案したいと思います。

「遠征」とは?

普通、公開テストの受験地は自分の居住する都道府県を選択し、あとはETSが指定する会場で受験するわけですが、私が提案する「遠征」とはそうじゃなくて、あえて自分の居住する都道府県「外」を選択することです。

経済合理性だけでみたら、こんなの「アホ」な行動です。余計なお金と余計な時間が発生するわけですから。

でも、皆さんもご存知のとおり、経済合理性からは「遊びゴコロ」は生まれないんですね。心の「潤い」も生まれないんですね。

例えば、静岡に在住する私が希望受験地として愛知を選択したとします。そうすると、愛知県内のどこかの会場が指定されるワケです。そうなると、公開テスト当日のコンディション等を考慮すれば、前日に新幹線で名古屋に移動し、前泊して受験に臨むことになるワケです。

これによって、何が変わるのか?

ここまで読んだだけで、もう「ワクワク」してきませんか?(特に妻帯者の男性の方!)

そう、単なるTOEIC公開テストの受験という「苦役」が、「旅」になるんです!

単なるテストの受験からは、「物語」や「ワクワク感」、「心の潤い」は生まれません。でも、テストの受験を旅に変えてしまえば、そこから「物語」や「ワクワク感」、「心の潤い」が生まれます。

死刑の執行を待つための日々と、釈放を待つための日々に本質的な違いがあるように、公開テスト受験前の準備期間を「意味」を変えることができるワケです。

もちろん、毎回のように遠征する資金的余裕がある方はそんなにいないでしょう。私のような世の「お父さん族」には、こんな贅沢が許されるお小遣いの余裕はないでしょう。

でも、「遠征」の持つ意味を考えて下さい。これは「無駄遣い(費用)」じゃなくて、「投資」と考えるべきだと思います。1〜2万円の投資によって、公開テスト受験前の「ワクワク感」あふれる一日一日、公開テスト本番当日の持つ輝き(価値)が違ってくるんです。

1度だけ、試してみませんか?効果があったら、年に1回だけでもいいんです。

1回こっきりの人生。どうせ勉強するにしても、「遊びゴコロ」をたまには入れて、勉強のプロセスを楽しくしていきましょう!

No fun, No gain!

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【TOEIC】公開テスト当日のオヤジの心得。

昨日、第184回TOEIC公開テストの受験前に色々と本番受験時の心構えについて考えてみました。

その際、本番前だというのにあれこれと「あれも書こう、これも書こう」とアイデアが溢れ出てきまして、こんなことばっかやってるからスコアがなかなか900を超えないんですが、一部は皆さんのお役に立つ部分もあると思いましたので、以下、当日の時系列シチュエーション別にまとめてみました。

1.自宅出発前
今日は男の(女の)勝負の日ですから、早めに起きましょう。

早起きの方法論については別の機会に論じたいと思いますが、サラリーマンは週末が勝負。5時には起きてシャワーを浴び、アタマをスッキリさせます。それから、家族が起き出す前に自宅付近のドトールにでも行って、コーヒーで脳を覚醒させつつ、リスニング一本勝負!アタマにスイッチを入れましょう。

2.自宅出発後、 会場到着前
7時過ぎに自宅に戻ってきたら、家族と朝食。ここはいつも通りでOKです。ちなみに、私の場合は1日2食(朝抜き、昼はしっかり、夜は炭水化物抜き)ですので、2杯目のコーヒーとナッツを少々かじるくらいです。その後、しばらくは日経でも読んでてOK。

なお、当日の受付開始は11:45からですが、何事も勝負師たる者は他の人間と同じことをやっていてはいけません。15分前には会場に到着するべく、自宅を出ます。

この際、環境が許せばバスでも電車でも自家用車でもなく、徒歩か自転車で会場に向かいましょう。適度な運動は無用な緊張をカラダから追い出し、血流が促進され、脳も活性化してきます!

なお、会場に着く前にコンビニで「軽〜く」昼食を済ませましょう。何でもいいのですが、イメージとしてはバータイプのキットカット1本で十分です。本番は緊張感でお腹が空いてることなんて、意識下にはのぼってきません。内蔵に余計な消化運動をさせる必要はありませんから、最小限度にとどめます。なお、私の場合は糖質を普段から控えているため、フランクフルト1本と決めてます。

3.会場到着後、教室入場前
会場に着いたら、まずは自分の教室を確認!その後、入室するまでは日光を存分に浴び、外気を吸い込み、カラダをリフレッシュさせましょう。

会場が女子大や短大でしたら、普段は入れない秘密の花園ですから、あちこち見学しておきましょう。掲示板とか見てると、イマドキの女子大生の生活感・空気が垣間見えます。こういうドキドキ感って、社会人のオッサンにとって、非常に大切な要素です。

あとは、1時間ちょい後のブレインワークも、資本はカラダですから、軽くストレッチをするなりして、カラダをほぐしておきつつ、トイレも済ませてしまいましょう。短大や女子大なんかが会場ですと、男子トイレはめちゃくちゃ混んだりしますので要注意!

4.教室入場後、ガイダンス開始前
入室時の受験受付時は笑顔で!二度と会わないおばちゃんでも、気持ちのよい挨拶とさわやかな対応で、万一、本番中にあなたが何か(何を?)をやらかしても、大目にみてくれるかも。

着席したら、さっさとマークシートに必要事項を記入します。携帯はとっとと切り、身分証明書等の必要なものも指示される前にとっとと机上に出しておきます。

で、おそらくこのタイミングでガイダンス開始まで40分くらいありますから、この間に何をやるのかが問題になるのですが、外に出てオープンエアーのもと、ベンチにでも座りながら、公式問題集のリスニングパートでも聞きましょう。注意点は、「やり込んでいるので、95%以上聞き取れて、何も見なくても100%正解できるもの」を聞くこと。

本番直前に己の自身を損なうような「サゲ系」はNG。必ず「アゲアゲ系」で、「楽勝・余裕で聞けている自分」を再現してください!

5.ガイダンス開始後、解答開始前
12:35になったら、ガイダンスが始まります。12:30には自席に着いておきましょう。これから13時までは基本的に行動の自由が許されないのでやることがないのですが、私の場合は、周囲の人間ウォッチングを楽しみます。

だいたい、20代の大学生から50代前までのオッサンまでが受験生の属性の幅でしょう。その中でも、やはりメインは20〜30代前半位までの若者。38才のオッサンサラリーマンにとっては、彼ら(特に女性)は非常に眩しい存在です。

他方、自分に目を向ければ、「くたびれた顔」をしていませんか?「ダサい服装」の自分に何の感情もわかなくなってませんか?TOEICとは直接関係ありませんが、彼ら、彼女らから見て、「カッコいいアニキ」、「カッコいいお姉さん」に映るよう、全てを見直す契機にしましょう!

と同時に、彼ら、彼女らはライバルです。人生の先達、余計に年をくってるオッサンたる者、やつらに負けるわけにはいきません。「何の苦労も知らねぇガキどもには負けねぇ!」と、闘争心を燃やしてください!

実際、一般的な会場では1教室70〜80人くらいの収容のはずです。その中でハイスコア保有者になれるのは上位5%だとしたら、教室中の上位3〜4位までに入る必要があるワケです。上位3%以内だったら1位か2位にならないといけません。あなたが戦っているのは、そーゆー次元の勝負なんだということをお忘れなく。

あとは、事前の仕込みも忘れずに。シャーペンの芯は必要十分な量が入っているか、必ずチェック!

あとは私の場合、フリスクやミンティア等のタブレットをなめながら問題を解くと、そうでない場合より集中力が続く(ような気がする)ので、シャツの胸ポケットに10粒くらい入れておき、試験中に問題を解きながら口にできるようにしています(本当は禁止事項なのですが、まぁ、これくらいは大丈夫じゃないでしょうか?)。

6.解答開始後、本番終了前
試験が始まったら、とにかく2時間、集中するのみ。なお、リーディングパート中、パート1&2のディレクションタイムは有効活用して下さい。お人好しじゃ、勝負には勝てません。何をやるかは、皆まで言いませんが・・・。

なお、マークシートへの記入ですが、基本的に解答の都度マークする形で構いません。後でまとめてマークするのなら、パート3&4で実践すると有効でしょう(私は聞き取りながら同時並行で解答しているので、割と次の問題の先読み時間に余裕があるため、全部、その場でマークしています)。

なお、リーディングパートのスコアが450をコンスタントに超えるレベルの方は、時間が10分以上余るはずです。そうでなくても、時間が余ったらパート7の復習(解答チェック)でもしましょう。パート5は迷った挙げ句、正解を選んでいた解答を修正してしまう可能性が高いので、よほどでない限り、復習はやめておきましょう。直感は「Reliable」なことが多いのです。

7.本番終了後、自宅到着前
本番終了後は、とっとと飲みにいきたいところですが、ここでもう一息、踏ん張って下さい。帰りにドトールにでも寄って、今日の反省会を軽くやります。

「今日はパート7で、スクリプトをアタマから読んでいってしまい、時間不足に追い込まれた」とか、「リスニングパート全体で、聞き取れずに適当にマークした前の問題の事がアタマに残って尾を引き、その後の問題に集中できなかった」等々、色々あるでしょう。

全力を尽くした貴重な日曜日の2時間から得られるものは、たくさんあります。明日になったらもう覚えてませんので、今日のうちに、記憶からホカホカの湯気が出ているうちに、「明日のために」反省すべき課題事項を書き留めておきましょう。

あとは、次回の公開テストまでの大まかな学習スケジュールを立てます。通常、次回までに残された時間は4週間程度でしょう。明日からまた、勝負なのです。日々是決戦。

8.自宅到着後
ここからは、あなたのお好きなとおりに。戦士に休息は必要ですから。

ただ1点だけ、注意。あまりにその日の受験結果が散々だったとしても、「何か新しい教材を買って、対策を立てねば!早速、アマゾンでチェックしよう!」なんてことはやらなくていいですよ。気持ちはわかりますが。

何度も言いますが、公式問題集をやり尽くしてでもいない限り、他の教材なんて十分早いのですから。

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【TOEIC】TOEIC公開テスト前日は、2時間だけ勉強する!

今日はTOEIC公開テストの前日の過ごし方について。

前日は、本番と同じ時間帯、すなわち13〜15時に公式問題集を1回分、しっかり時間を計って緊張感をもって解いてください。

この時点までにひたすら繰り返してきた公式問題集です。おそらく、リスニングもリーディングもともにほとんど満点がとれるはずです。

明日の本番の予行演習です。

「パーフェクト!」で大いに気分を盛り上げてください!

ここで誤解しないでいただきたいのは、公式問題集で「満点が取れた事実」自体にはありません。

これまで反吐が出るほどやり込んできた公式問題集です。満点取って当たり前!

それよりも大切なのは、「リスニングパートで、しっかりと聞き取れている自分」、「リーディングパートで、しっかりと問題を解くためのスピードリーディングができている自分」を、体感することにあるのです。

要は「イケてる自分!」をしっかり体感すること。

そして、そのまま気分のいい状態で、明日の本番に臨んでほしいのです。

13時から2時間かけて公式問題集を1回解いたら、あとは何もやらなくてOKです。

それでも、「まだ何か勉強を、どうしてもやりたい!」というあきらめが悪いというか、まじめなあなたに対しては、1点だけ守っていただきたいことがあります。

何でしょうか?

それは、「絶対に、絶対に「新しいモノ」には手を出さない!」ということです。

こんな時期に、おニューなものに手を出して、案の定たくさん間違えたり、知らない知識を認識してしまったりすると、「イケてない自分」を発見してしまうワケです。

例えば、以下の例を考えてみてください。

公開テストの会場に行くと、この期に及んで「真新しい教材」に要領を得ぬままかじりついている受験生とかいますよね?

いつかの自分の姿でしょうか?

・・・私は、過去の自分の姿であることを正直に認めます・・・。

こんなの、周りにナメられるだけです。

テストは基本的に己との戦いですから、周りは関係ないのですけれど、「情けない姿」を周囲にさらしている自分は、確実に「イケていない自分」です。

そんな「イケてない自分」の姿は、自分自身の精神衛生上の大きなマイナスになります(そんな自分の真の姿に、自分で気付いていない人はある意味幸せですが、そんなんじゃ、本当の幸せには辿り着きっこありません)。

とにかく、TOEIC本番は「その2時間におけるメンタル面」が結果を大いに、大いに左右します。

本番の2時間をベストな状態で乗り切るためには、徹底的に「イケてない自分」を排除し、「イケている自分」の感覚を持たなければなりません。

TOEICごとき適度に小馬鹿にしながら、「こんなの、余裕だよ、オレ」という感覚で、でも慢心することなく、集中力をもって本番に臨めるよう、前日からの体制作りを怠りなく。

本番の結果はある意味、本番開始前に既に決まってしまっているのです。

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【TOEIC】TOEICのテクニック本は、1冊だけ読んでみる。

書店のTOEIC本コーナーをのぞいてみると、いやもう、うんざりするくらいたくさんのTOEIC関連書籍があります。

でまた、その中にいわゆる「勉強法」、「テクニック」本の類もたくさんあるワケです。

過去の自分もそうでしたが、 こーいった本が新しく出る度に、「今度こそ、自分にとって革命的な出会いになるかも?」との淡い期待をもって、いちいち買ってました。

こうした本は、一応は出版社が出版にGOサインを出すだけあって、よほどでない限りは「それなりの内容」で、これらの本を読むと、なんとなく自分も「勉強した気」になって、「その瞬間だけ」は気分が盛り上がるワケです。

でも、「それだけ」なんですよね、これらの本の効用って・・・。

いっくらヒマだからといって、貴重な時間を投じて、同じような内容の本を何冊もハシゴして読むようなもんじゃありません。

結論。この手の本は、何冊読んだところで進歩はありません。テクニックの有用性は否定はしませんが、1冊読めばそれで十分です。

本音を言えば、この手のテクニック本の「内容」というよりは、むしろ「TOEICなんてしょせん、英語力というよりは、TOEIC力を測るTESTでしかない!」という事実を正面から認識する契機になることこそ、この手のテクニック本の真の価値があると思います。

そう・・・、「TOEICなんて、しょせんTOEIC力を測るテストでしかない」ということ。この事実をしっかりと理解することこそが、実は何よりも大切なのです。

私はあれこれと手を出しましたが、アルクから出ているロバート・ヒルキ氏の「新TOEICTEST 直前の技術」を2、3回通読するだけで十分でしょう。

 

本書は昔から定評のある本ですが、「TOEIC」が何を求めるテストなのかということが、本書で提示されている数々のテクニックの中からよく理解することができます。

個々のテクニックは「なるほど」という使えるモノや、「こんなの、後知恵じゃん」というモノまで玉石混淆ですが、TOEICというテストの正体を知る事こそが何よりも、本書の真の価値を支えるものです。

カンタンに言うと、「きちんと理解できていなくても、正解すること自体は可能なんだ!」ということです。 

今の自分もそうですが、ロクに理解できていなくても、ある種の訓練を積む中で、TOEICのハイスコアを獲得すること自体は可能となります。

前にも書きましたが、TOEICは英語運用能力というよりは、英語を使った事務処理能力を測るペーパーテストなんですよ、その実態は。

その事実を一度理解してしまえば、あとはハイスコアを獲得するために必要なことは、自ずと自明となってきます。

英語力を身につけるのは、TOEICスコア900オーバーをとっととクリアして、それからの話。英検なり、TOEFLなりの勉強にさっさと移行しましょう。

 本書を2、3回読んでTOEICの正体を理解したら、あとは「キム・デギュン」とかその類の本には手を出さなくていいので、そんな時間があるなら、ひたすら公式問題集をやり込みましょう!

勉強の基本はどんな試験でもそうですが、過去問。

緊張感をもって、本試験レベルの問題にじっくり取り組むことこそが、最も有効な試験対策の要諦なのですから。 

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